トランザクションサービス

企業のM&A、吸収合併の際に行われるデューデリジェンス(DD)では、相手企業の生産設備や事業活動に対する環境面での評価は欠かせません。環境DDで評価する対象は、土壌地下水汚染、大量の有害物質(ポリ塩化ビフェニル(PCB)、アスベストなど)や廃棄物の不適切な管理です。また、活動が行われている国において必要とされる許認可手続きの不備、排水や排ガス等の規制値超過などのコンプライアンス違反は、操業停止につながる可能性があるため、DDの項目からはずしてはなりません。さらに、最近ではERMが評価する対象は環境にとどまりません。企業の持続可能性(サステイナビリティー)にかかわる以下の項目を調査・評価するプロジェクトも増えてきています。

  • 労働安全衛生に関連する事項(労災事故、法令違反)
  • 広義の環境(温暖化ガス、省エネ、水資源)
  • 社会問題(住民移転、操業に対する反対運動や人権問題)
  • 製品に含まれる化学物質(鉛やクロムなど)のマネジメント
  • プロセスセーフティ

クロスボーダーM&A

M&AのDDにかかわるERMのグローバルネットワークは40ヵ国以上に約700人。このネットワークを活かし、クロスボーダーのM&Aにも広範囲かつ迅速な対応が可能です。各国の環境法規制に精通したコンサルタントが貴社のニーズに応じたコンサルティングサービスを提供致します。環境デューデリジェンスは厳しい時間設定のもとで行われますが、世界各国の専門チームとの協力体制のもと、迅速な調査及び報告を行います。

M&A後のサポート

ERMは環境アドバイザーとして国内外の数多くのM&A案件にかかわっています。対象企業の環境リスクはどこにあるのかについて報告書やチャートで示し、さらに問題点を改善するためのロードマップを作成します。そしてM&A後のPost Merger Integration(統合期間)では、環境労働安全衛生管理システムの構築や、現状(ベースライン)をより詳細に把握するための監査の支援を行います。