赤道原則の改定と人権、気候変動、安全に関するセミナー

2020年2月24日

赤道原則の改定と人権、気候変動、安全に関するセミナー

日時:2020年2月21日(金)14:00-16:30
開催地:横浜
使用言語:日本語および英語

「エクエーター原則」とは、リスク管理のためのフレームワークで、世界38カ国101の金融機関により採択され、プロジェクトの環境社会面のリスクを評価するために利用されているデューデリジェンスとモニタリングのための原則です。赤道原則はプロジェクトファイナンスやコーポレートローン等に適用されています。特に発展途上国など、環境社会面の制度が不十分である国で比較的大規模な事業を実施する際に十分な準備と対応が求められます。

昨年、11月に従来の赤道原則3が改定され、新しい赤道原則4が本年7月より適用される予定とされています。主な改定ポイントは、人権や気候変動リスクアセスメントの実施、先進国における先住民配慮の高度化等です。近年、世界銀行のセーフガードポリシーの改定があり、またOECDのコモンアプローチの改定も近く予定されているなど、この分野の変化は激しくなっており、目が離せない状況となっています。

本セミナーでは、(1)近年の環境社会リスク管理の動向と赤道原則の概要と改訂のポイント(2)TCFDの移行リスク・物理リスクに対応した気候変動アセスメント、(3)国連ビジネスと人権に関する指導原則に対応した人権アセスメント、(4)安全(建設工事・プラント安全)について、弊社のグローバルセーフティーサーベイ(2018)の内容を踏まえ、基礎情報とプロジェクトケースを交えてお話しさせていただきました。

また、本年は東京オリンピックが開催されますが、東京オリンピックでも持続可能性に配慮した調達コードが利用されています。この中では海外も含むサプライチェーン全体での人権への配慮が重視されていますので、十分ご留意頂ければと思います。東京オリンピックの話題についても一部とりあげさせていただきました。

本セミナーの対象者
本セミナーは、海外事業に携わる方、経営企画部門の方、CSR部門の方、または、内容にご関心のある方等。

トピック及びスピーカー
・近年の環境社会リスク管理の動向と赤道原則の概要と改訂のポイント(ERM日本 プリンシパル・コンサルタント 鈴木 洋平)
・TCFDの移行リスク・物理リスクに対応した気候変動アセスメント(ERM日本 シニア・コンサルタント 岸田 匡)
・国連ビジネスと人権に関する指導原則に対応した人権アセスメント(ERM中国 パートナー Chee Keong Lai/ ERM日本 パートナー 坂口 学)
・安全管理(建設工事・プラント安全)(ERM プリンシパル・パートナー Christina Phang/ ERM日本 パートナー 坂口 学)