ERMウェビナー「気候変動 物理的リスクアセスメントとポートフォリオ、サプライチェーン管理について ~ERM のアプローチと情報管理ツール紹介~」

2020年10月30日

ERMウェビナー「気候変動 物理的リスクアセスメントとポートフォリオ、サプライチェーン管理について ~ERM のアプローチと情報管理ツール紹介~」

日時:2020年10月30日(金)14:00-15:00
開催場所:オンライン
使用言語:日本語(一部、逐次通訳付き英語)

 気候変動については、これまで様々な議論がありましたが、現実のものであり、既に始まっていることは疑いようがありません。併せて、洪水、大雨、熱波、干ばつ、地滑りや森林火災などの災害はニュース等で頻繁に目にするようになっており、その規模や激しさの増大、発生頻度が増えていることを皆様感じておられると思います。事実、ナショナルジオグラフィックが気候変動についてわかりやすく取り纏めているのですが、その中で1980年から2016年にかけて気候関連の災害件数が3倍も増えていると伝えています。

 当然、これらの災害に代表されるような気候変動による物理的影響は、ビジネスに大きな影響を及ぼします。インフラを寸断したり、プロジェクトの遅延、水不足や電力不足を引き起こし、製造プロセスの停止やサプライチェーンの混乱を生じさせます。また、これらだけでなく、気候変動は従業員への安全衛生面や、ブランドイメージ、法規制等への遵守状況、操業のライセンスなど、事業継続にあたって重要となる様々な側面に影響を及ぼしえます。

 2015年のパリ協定ではNationally Determined Contributions (NDC)にて気候変動を最小限に抑えるべく、低炭素社会への移行を強調したものでありましたが、同時に気候変動に適応し、レジリエンス向上を目指すことも謳われました。これを踏まえると、各ビジネスにおいて将来的な事業継続を考える際に、的確に気候変動の物理的リスクを把握し、それが事業の資産(拠点、不動産)やオペレーションにどのように影響を与えうるかを確認しておくことはごく自然のことと言えます。

 ERMはこれまで長年、科学的アプローチを用いて各社様の気候変動の物理的リスクを評価し、将来的レジリエンス向上と適応策の策定サポートを実施してきております。

 今回のウェビナーでは、複数拠点を持つ事業会社や大きなポートフォリオを有する投資家、金融機関を対象に、ERMで実施している気候変動の物理的リスクの抽出方法とアプローチについて紹介いたしました。また、これらのリスク情報を取り纏め、ビジネス判断や優先順位付けなどの管理に活用できるデジタルツールについても紹介いたしました。

 本ウェビナーのアジェンダは以下の通りです。
  ■ Recap: Climate Change and Climate Scenarios
  ■ Introduction to Physical Climate Risks
  ■ ERMのアプローチ
  ■ 質疑応答

 スピーカー
 茂呂 正樹(ERM日本 パートナー)
 Aniket Jalgaonkar(ERMインド プリンシパル・コンサルタント)